“表現”で本来の自分をとりもどそう
メンタル / 自己管理

スランプ中の俳優に読んでほしいおすすめ本6選

[スランプ(slump)]
心身の調子が一時的に不振になっている状態。また、実力が発揮できず、成績などが一時的に落ち込んでいる状態。
(引用:デジタル大辞泉 小学館)

俳優のスランプは、非常に孤独です。
プロデューサーや演出家、監督、ライバルへの意識は常に欠かせませんし、一方で、自分の活躍を期待してくれている家族やファンもいます。
そのような中で自分のスランプと正直に向き合うことはとても大変ですし、精神的にタフでないと折れてしまうこともあります。

よくある解決策としては、「人からアドバイスを求める」「ひたすら稽古に励む」があるでしょう。
しかし、私は本を読んで内観の時間をとることをおすすめします

本のなかのストーリーや考えをたどっていくと、今後の自分の生き方の指標を見つけられることがあります。
自分のペースで読書することで新たな発見ができ、世界が広がる瞬間を感じられます。

さらっと読める本からじっくり時間をかける本まで、スランプ中の俳優にこそ読んでほしい小説・エッセイなどをまとめたので、気になったものはぜひ手にとってみてください。

『渦 妹背山女庭訓 魂結び』(著・大島真寿美)

人形浄瑠璃の作者、近松判二の半生を描いた作品。
芸術関係の人ののらりくらりとした一面と、過酷な現実、壮大な虚構の世界が混ざり、どんどん先へ読み進めたくなる一冊です。
「自分が俳優をやっている意味あるのかな」「芸術ってなんだろ」と思ったときに読んでほしいです。

第161回 直木賞 受賞作。

『他者と働く―「わかりあえなさ」から始める組織論』(著・宇田川元一)

経営学者の宇田川さんが、忖度や対立など、組織の中の人々の生々しく難しい問題を深堀りした本。
ノウハウが活用しづらい複雑な課題のなかで、どうアプローチしていくべきかが考察されています。
個人的には、「第7章」以降のエピソードに特に心が動きました。

『やわらかい頭の作り方』(著・細谷労 ヨシタケシンスケ)

当たり前だと思っていたこと・あまり深く考えてこなかったことに関して、頭の潤滑油をさしてくれるような一冊です。
少し難しい内容もありますが、ヨシタケさんの挿絵が絶妙なタイミングで入り、くすっと笑いながら読めてしまいます。
「思考回路が行動を決める」「気づいた時点で解決している」など、自分の視点がアップデートされる感覚を楽しめるでしょう。

『思わず考えちゃう』(著・ヨシタケシンスケ)

「ついくよくよ悩んでしまう」「人のささいなことで心をわずらわせてしまう」というような人が、「自分だけじゃなかった!」と安心できる本です。
周りのものや人がすべて敵のように感じてしまうときは、この本のやさしくてユーモアあふれる世界を満喫してください。
肩の力がほどよく抜けて、おだやかな時間を感じられるかも。

『世界一カンタンな人生の変え方』(著・高田晋一)

自己啓発本のエッセンスを抽出してまとめた本です。
一冊の本の解説は4ページ程度なので(しかも一部は四コマ漫画)、トイレでもお風呂でも、ふとしたときに開いてすこしずつ読み進められます。
「どう行動したらいいか?」が端的に書かれているので、疲れていて長文が読めないときでも有益な情報を手に入れられます。

『火の鳥』(著・手塚治虫)

言わずと知れた名作ですが、あえて紹介。
火の鳥と一緒に時空を超えて旅することで、哲学的な視点を交えながら、自分の問題を俯瞰することができるでしょう。
読み込みすぎて寝不足にならないように注意です!

まとめ:スランプ脱出は視点を変えることから

伸び悩みを感じている俳優に読んでほしいおすすめの本を紹介してきました。

スランプ中は、視野が狭くなっている現在の状況から、少し視点を変えてみることが大切です。
俳優は、いろいろな経験がその人の表現に反映される職業。
ぜひたくさんの本との出会いを通して自分の内面と向き合い、豊かな時間を過ごしてみてください。