アイテム / グッズ

日記のすすめ|世間体や時空を越えて、自分と話しあう方法

日記のすすめ|世間体や時空を越えて、自分と話しあう方法
内容やリンク先に商品プロモーション(広告・PR)が含まれます

★こちらの記事は、2024年3月に初投稿したものを2025年1月に加筆・再投稿したものです。

うまく書けない。めんどくさい、続かない。

私たちは生まれてから今まで、どれだけの人に「日記を書くといいよ」と諭されてきたでしょうか…。

私も振り返ってみると、両手じゃ数えきれないくらい、日記を書く(or 書かされる)機会がありました。

小学生の夏休みの宿題といえば、数ページの絵日記や、毎日の1行日記。
日直当番がまわってきたときのクラス日誌。
前略プロフやmixiに、自意識の塊のような記録を残していたこともありました。

――でも、なんとなく続かなくて。めんどくさくて。
それは、「人に読んでもらうための、評価されるための日記」だったからかもしれません。

 廃れない日記文化

どうやら、巷では日記ブームがじわりと来ているようです📝

ファッション誌『ELLE JAPON(2023年9月号)』のフランス版リポートには、ジャーナリスト・心理学者・アーティストなどによって、手書きの日記が「再評価」されていると記されています。

2023年7月発行の児童文学書『さみしい夜にはペンを持て』(古賀史健 著)は、日記を書くことの価値を再考させられるストーリー。この本は子供から大人まで読まれていて、発売1か月で4万部突破したとのこと。

また、ある小説家は「誰にも見られない日記を書けば、自分の中へ集中していける。ノイズを取り除いていくことができる」と話していました。

「自分だけが読む日記」の効能

日記の効能を挙げると、以下の通りです。
・世間の価値観に惑わされず、自分の好き嫌いを知ることができる
・感情や疑問を書きだしていくと、癒しを得られる
・今の体験を忘れない。未来の自分と時間を越えて共有できる
・自分がどこに向かっているのか、何を考えているのかを客観的に観察できる
・素直な文章を積んでいくと、自分の性質傾向と対策がわかる
・(アナログの場合)PCやスマホのスクリーンから離れる時間を作れる

先生からA評価をもらうためでも、誰かに共感してもらうためでもない、自分だけが読む日記。
なにかとすぐにジャッジメントされてしまうSNS投稿とは、少し違った体験ができそうです。

恥ずかしい文章でもいい。大人こそ、日記が必要?

大人になった方々こそ、誰にも読まれない日記で、気を遣わずのびのびと文字をつづってみてはいかがでしょうか。
(「絶対に自分だけが読む文章にしたい」「同居人や家族に盗み読みされるかも」と気になる人は、鍵付きの日記帳もおすすめです)


私もアナログな「3年日記帳」を使って、くだらないことから深い悩みまで、だらだらと書いています。毎日書きつづけられなくても、じわじわと自分の血肉になっていると感じています。

どこにも公開しない。書いていけないものはない。
見栄やコンセプトもいらない。
これってすごく贅沢じゃないですか?

あたたかい春に向けて、日記を始めるのもいいかもしれません。
気になった人はぜひ試してみてください!

日記をご購入の際は、開始年を確認することをおすすめします。
開始するタイミングが決まっていない方は、3年日記 いつからでも」「3年日記 日付なし」などと検索すると便利です!