最近はSNSで「STAY HOME」のタグやスタンプが注目されていますね。
在宅時間が多くなった今、世界中、老若男女問わず、「家での過ごし方」に関心が集まっています。
この記事では、
「有意義なことをしたい!」
「楽しい時間を過ごしたい!」
と思っている方へ、家にいる時間をより充実させるための「読書」ついてご紹介します。
なぜ今読書?
そもそも、なぜ今読書時間をもうけると良いのか、ご説明していきます。
環境が大きく変わり、ものの考え方、見方、感じ方を変える時期だから
新型コロナウイルスの影響で、今まで出来ていたことが出来なくなったり、生活の仕方が変わったりするなど、環境に大きな変化が訪れている現在。
この世界的・歴史的な変化に合わせ、会社・個人ともにものの考え方、見方、感じ方を変える時期に入りました。
アップデートやイノベーションが求められる時期には、数々の本から情報収集をする必要があります。
たっぷり本の世界に入り込みやすいから
通勤や通学、習い事などに費やすはずだった予定が空き、以前より時間を作れる方も多いことと思います。
普段はオーディオブックを使ってながら作業で本を聞き流していた人も、まとまった時間が取りやすくなり、紙の本でじっくり読むことができるでしょう。
本の世界にどっぷりと浸かることができ、集中して読むことで、自分にとってとびきりの一冊と出会うことができます。
読書のメリット5つ
では、本を読むと具体的にどんな効果があるのでしょうか?
ストレスを解消できる
本の世界に没頭することで、リラックス効果を得ることができます。
米国のサセックス大学のデイビット・ルイス博士らは、2009年、読書によるストレス解消の効果を科学的に証明しました。
実験の中で最もストレス解消に効果があったのは「読書」で、その他の方法「コーヒー・紅茶を飲む」「散歩」「TVゲーム」を上回る数字となりました。
「ビブリオセラピー(読書療法)」という言葉も存在し、リラックス効果は世界的に認められています。
また、ストレス解消には小説が一番良いと言われています。
想像力を養うことができる
本を読むには、文章からイメージをふくらませ、自分の頭で世界観を想像することが求められます。
動画のような「わかりやすさ」が求められる昨今、想像力を養う手段として、読書は貴重な役割を果たしています。
知識や情報が吸収できる
なんとなく始めた趣味について、ずっと調べたかったことについてなど、自分の興味を深めることができます。
また、現在の自分の専門性を高めることで、さらなるスキルアップを目指すこともできます。
新しいアイデアが見つかる
新しい情報を入手することで、自分の世界が広がります。
また、本を読むことは他人の価値観にふれることになり、新たな発見が期待できるでしょう。
課題解決能力が向上し、今抱えている問題の解決への糸口が見つかるかもしれません。
人生のロールモデルを見つけられる
先人や偉人の言葉は、ときに現代の私たちの心に深く突き刺さり、感動を与えます。
出会ったことのない人でも、本を通して私淑することで、自分の人生の方向性を決める道しるべとなりえます。
本の探し方
読書のメリットがわかったところで、実際に本をどのように探し、選び、入手すればよいでしょうか。
流行りの本をとりあえず手元に置く
何から読めばいいかわからない人は、流行りの本をまず手にとってみては?
世の中の流れや好みを知ることができ、自分の好みの本と出会う手段となるでしょう。
分野を決めてまとめ読み
もし知識を深めたい分野が決まっていたら、その分野について5~10冊程度まとめ読みしてみることをおススメします。
初心者向け~上級者向けまで幅広く読む。すると、1冊で理解できなかったことも深く理解できるようになり、人に説明できるレベルまで体系立てて学ぶことができます。
友人におすすめの本を聞く
身近な友人に本を聞くことで得られるのは、予期せぬ本との出会い。
友人の意外な本の好みを知ったり、友人と本について話し合ったり、お互いを理解するきっかけにもなり面白いです。
ネットショッピングで注文
今は本屋さんに行きづらいという方でも、Amazonやメルカリ、大手書店のネットにて本を買うことが可能です。
他の人のレビューを見たり、安くなっている中古本を探したり、ポイントを多く貯めたり、色々な角度から本の購入を決めることで、より納得感のある本選びにつながります。
Kindleで試し読み
パラパラ開いて試し読みができないから、いきなりネットで買うのは勇気が要る…。
そんな方は、Kindleでサンプルを読むと良いです。また、Prime ReadingやKindle Unlimitedに登録すれば、定額でたくさんの本をよむことができ、本選びの抵抗感がなくなります。
おすすめの読み方
本を手に入れたら、次に、どんな風に読み進めると楽しめるのでしょうか。
ここでは、おすすめの方法3点をお伝えします。
読む習慣をつける
1日10分本を手にとる、タイミングを決める(朝食前、おやつの時間、寝る直前など)といった習慣づけをすることで、本を読むことが生活の一部となり楽しくなっていきます。
また、自分に合わなかった本は最後まで読まなくてもいい、無理しなくていいと思うことで、読むハードルがぐんと下がり、色々な本と出会うことができます。
読む環境を整える
自分にとって最適な読者環境を見つけると、楽しい読書時間になります。
飲み物(コーヒー、紅茶)、食べ物(クッキー、チョコ)、照明(電球の色、自然光)、場所(自室、庭、お風呂場)など、こだわれるポイントは盛りだくさん。
環境を整えることで読書タイムのスイッチとなり、長く読み続けることも容易になっていきます。
アウトプットしてみる
ただ本を読んでインプットするだけではもったいないです。
家族や友人に思ったことを伝えたり、新しく得た情報アウトプットすると、より自分の中での本の理解が深まります。
本を読む際は、全ての情報を正しいと鵜呑みにせず、自分の考えをプラスすることが必要です。
参考になった良い情報は、ぜひ実践に移してみましょう。
まとめ:今こそ読書で充実したおうち時間を!
読書は簡単だけど奥が深く、とても楽しいことです。
また、本を読むことは自分ひとりで完結するものではなく、感想を共有したり、アイデアや方法を実践に移したりすることで、周りの多くの人と時間や経験を共にし、生活を豊かにすることができます。
普段はあまり読書をしない方も、たくさん本を読む方も、本を手に取っておうち時間を楽しく充実させてみてはいかがでしょうか。