コーヒーは好きですか?
「カフェによってなんとなく味が違うと感じるけど、コーヒー豆の種類についてはよく分からない」
「悩んで結局いつも同じものを頼んでしまう」
「コーヒーはよく飲むのに、自分好みのコーヒーにたどり着けない」
という方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、コーヒーの種類について
・そもそもコーヒーの味とは?
・コーヒーの味を決めるもの
・コーヒー豆の種類
というステップで分かりやすく解説していきます。
コーヒーは奥が深いです。
知れば知るほど魅力を感じ、美味しく飲むことができます。
ぜひ自分好みのコーヒー豆を見つける手がかりにしてください。
目次
コーヒーの味の表現
コーヒーの味については「酸味」「苦味」「コク」という表現が多く使われます。
しばしばコーヒーパッケージに★★★★☆などと星の表記を目にすることもあるでしょう。
味以外の表現についても「香ばしさ」や「香り」、「口あたり(舌ざわり)」など多様なバリエーションがあります。
「チェリーのような」「大地を思わせる」など、ドラマティックな言葉選びがされることも。
ストレートとブレンド
ストレートとは、1つの産地から収穫されたコーヒー豆のこと。
個性が強くなり、産地ごとの豆の味をダイレクトに楽しむことができます。
それに対しブレンドは、複数の産地からのコーヒー豆を合わせたものを指します。
色々なコーヒー豆をバランス良く調和させることで、お店のオリジナリティあふれる味になります。
どちらが良いかは個人によって異なるため、産地の味を楽しみたい場合はストレート・安定したお店の味を楽しみたい場合はブレンドと覚えておきましょう。
浅煎りと深煎り
コーヒーの味や香りは、豆の産地と共に焙煎時間が決め手となります。
浅煎り(ライトロースト)~中煎り(ミディアムロースト)~深煎り(シティロースト、フレンチロースト)と分類され、煎りが深くなるほど強い苦味と香ばしさを感じる豆に仕上がります。
アラビカ種とロブスタ種
コーヒーの品種は大きく分類すると2種類です。
1つ目はアラビカ種。酸味が強く甘い香りが特徴的です。
この豆が栽培されるのは標高1000~2000mの高地。
自然災害に弱くデリケートで栽培が難しいとされている高級品種です。
スターバックスでは取り扱いコーヒーをアラビカ種100%に限定しています。
2つ目はロブスタ種。苦味とコクが強いのが特徴です。
標高300~800mの低地で栽培され、比較的病気に強いため、安価で取引されています。缶コーヒーやインスタントコーヒーに多く使用されています。
コーヒーの銘柄
グアテマラ
さわやかな酸味とコク、上品な香りが特徴。
華やかさのある品種です。
ブルーマウンテン
酸味・コク・苦味のバランスの良いコーヒー。
限定された地域で栽培されているので、高価格で取引されます。
日本人は、「ブルーマウンテン=値段が高いコーヒー」と認識している人が多いと思います。
コロンビア
酸味の主張が強く、甘い香りを感じます。
ナッツとの相性が抜群。
まろやかなコクもあり、コーヒーのブレンドによく使われます。
ブラジル
酸味と苦味のバランスが良いのが特徴。
ブラジルのコーヒー生産量は世界1位。
コロンビアと同じく、コーヒーのブレンドによく使われます。
ハワイ・コナ
酸味が強く、甘い香りを感じます。
柔らかくすっきりとした味わいで飲みやすいコーヒー。
コナ地区のみで栽培され希少価値が高いので、ブルーマウンテンに次いで比較的高値で販売されます。
エチオピア・モカ
フルーツのような甘い香りとコク、酸味を持ちます。
舌ざわりが良く、日本でも人気が高いです。
ケニア
さわやかな酸味と香りが際立ちます。
柑橘系のフルーツとの相性が抜群です。
まとめ:自分の好みを見つけよう
コーヒー豆は産地、焙煎などによって味に違いが出てきます。
味の違いを知ることで、よりコーヒーの世界が広がります。
自分に合ったコーヒーを見つけ、ぜひ普段のコーヒータイムを楽しんでください。