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「この3冊、もう読んだ?」おすすめ演劇マンガから人生を考える

最近、本を通して新しいストーリーに出会いましたか?
日々の勉強や仕事に忙しいと、小説はもちろん、マンガを読む時間さえ取れなくることもありますよね。

そこで今回は、元舞台スタッフがおすすめするマンガを、「演劇」ジャンルに特化して紹介します。

演劇は人間らしさがたっぷりと凝縮された、奥深い世界です。
フィクションでもノンフィクションでも、ひとの人生や生き方を俯瞰して観察すると、自分の大切にしている価値観を発見できることもあります。

これから紹介する3冊は、以下のような人に向けてセレクトしたマンガです。

  • 俳優を目指している学生
  • 芝居の道を諦めた社会人
  • 演劇とは異なるジャンルのアーティスト
  • 演劇をまったく見たことないビジネスマン

少しでも気になるものがあれば、ぜひ手に取って読んでみてください。

読んでほしい演劇マンガ1:『ガラスの仮面』美内すずえ

アニメ・テレビドラマ・舞台化もされているベストセラー作品。
平凡だった「マヤ」という少女が、荒波にもまれながら女優として成長していくストーリーです。

実はまだ完結してはおらず、49巻で作品が止まっています(2020年9月時点)
しかし、1976年から連載から続く本作について、いまだに根強いファンが50巻を心待ちにしています。

<個人的なマンガ話>

私がこのマンガを読んだのは、中学生くらいの頃。
クラシックバレエ教室の友達のお母さんが全巻まとめて貸してくれました。
ダンスに夢中だった学生時代に、「演技」「同じクラスのライバル」「夢や目標への達成」についていろいろな角度から勉強させてもらった気がしています。
(マヤの恵まれた才能と環境に嫉妬したことも、いい思い出です)

読んでほしい演劇マンガ2:『明日の王様』谷地恵美子

友人に誘われたことがきっかけで演劇の魅力にはまっていき、小劇団に入る主人公。
「小さい劇団あるある」から「俳優とのラブストーリー」「歌舞伎の世界」まで、「演じる」ことにまつわる葛藤や喜びを存分に追体験できる作品です。

全10巻なのでいっき読みしやすく、おしゃれなタッチの絵は楽しい気分にもさせてくれます。

<個人的なマンガ話>

私は、サブカル大好きな大学生のときに中野の本屋でこの本と出会いました。
演劇にまっすぐに取り組む主人公に、憧れを抱いたのを覚えています。
カフェアルバイトや雑誌編集部の研修など、初めてのことが山積みでてんやわんやしていた時期に、「わたしもがんばろう!」とパワーをもらえた作品です。

読んでほしい演劇マンガ3:『わたしの舞台は舞台裏』木丸みさき

大衆演劇の裏方の仕事を、わかりやすくコミカルに描いたコミックエッセイ
「義理人情」「昭和のアナログ感」など、令和時代にはなかなか目にすることのできないすばらしい日常を思い出せるでしょう。

なんといっても、「俳優」や「観客」ではなく「裏方」からの視点なのが面白いです。
あっさりとした語り口なのですが、その行間に込められた思いや日常を想像する楽しみがあり、何度も読まずにはいられないマンガです。

<個人的なマンガ話>

大衆演劇ではありませんが、私も舞台スタッフとして駆け回っていた頃があります。
当時このマンガを読んだときは、「仲間を見つけた!」という感覚になりました。
「こうであるべき」を打ち消すような、どこかあたたかみを感じるエッセイは、舞台の裏方だけでなく、その他の職業の方の心にも響くものがあると思います。
実際の日常はとてもハードでも、こうやって楽しくあたたかく生きていけたらいいな~と感じています。

演劇マンガは人間味たっぷり!学べることがたくさん

おすすめの演劇マンガを3冊紹介してきました。
演劇は「高校演劇などの青春もの」や「マニアの特別なもの」だけではありません。
ストーリーは人間味たっぷりで、学生や社会人などのどんな年代の人にも楽しめる要素が揃っています。

また、キャラクターの行動からは「人間」「人生」を俯瞰して眺めることができます。
例えば、以下のようなことについての発見があるでしょう。

  • チームでものをつくる際の葛藤や課題解決
  • ライバルとの出会いや自分の成長
  • あらゆる問題やジレンマの乗り越え方

舞台や時代背景もさまざまあり、歴史の勉強になることも。
自分の人生をより豊かなものにできるように、ぜひ新しいストーリーにふれてみてください